2022中部パック記者発表会
テーマは、『食×包×技術』〜出会いの先に豊かな未来〜

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 一般社団法人中部包装食品機械工業会(生田涌希会長)は2022年4月20〜23日の4日間、名古屋市港区のポートメッセなごやで「2022中部パック」を開催する。10月5日には、オンラインによる記者発表会を催し、開催概要や展示内容、特色などを披露した。

 記者発表会の開催に先立ち、生田会長は次のように挨拶した。
 政府は、経済財政運営の基本的態度に基づき、国民の命と暮らしを守るため、感染拡大防止と社会経済活動の両立を図る総合経済政策を円滑かつ着実に実施することで2021年の経済水準をコロナ前まで回復させようとしている。具体的には、公的支出による経済の下支えを行い、設備投資をはじめとする民間需要を呼び込みながら、生産性を高め賃金の継続的な上昇を促すこと。また、これらに加えてデジタル社会の実現を目指すとともに新しい社会を支える人やイノベーションへの投資を強化するほか、カーボンニュートラルを目指したグリーン社会の実現、活力ある地方を作るための施策、全ての世代が安心できる社会保障制度の構築等に取り組むこととしている。経済成長が達成出来るかどうかは、先ず足元の感染拡大を早期に抑制し、そのあとは感染拡大防止と社会経済活動の両立を実現することにより、民間経済活動の自立的回復を促すことができるかどうかにかかっているといえる。政府には経済財政運営に万全を尽くすことを期待する。
 中部では、2021年度も半年過ぎた現在、経済活動は緩やかに持ち直している。中部地域の特長は、自動車や航空機産業だけではなく、農業も日本有数の生産高を誇っている。このような地域で産業見本市を開催することは、非常に意味がある。2020中部パックはやむなく中止にしたが、2022中部パックは、出品者・来場者にとって有意義な展示会にするため、来年開催する4月まで時間をかけて準備したいと思っている。
 当工業会のユーザーは主に食品業界。国内事業が堅調な企業、海外依存度の高い企業など様々ではあるが、昨年から消費する商品に偏りが出てきているのは間違いない。外食が減り、自宅での食事が増え、人の行き来が減っている今、その中でも消費意欲が増すパッケージの工夫で消費が下がらないような努力をし続けている。加えて、労働力人口の減少が進み政府の推進する働き方改革から来る残業規制等は、食品製造や包装の現場を直撃しており、これらを解消するために省力化・自動化を一層推し進める流れになっている。以上の背景から包装機械メーカー・食品機械メーカーにおいては、ユーザーとともに日本の技術力を高めて進化し続けなければならない。なお、業界の先端技術を中部地方で見る展示会にするため、友好団体などの協力を得て幅広くPRし、出品者を募っている。2022中部パックに期待していただければ幸い。
 続いて、2022中部パック実行委員会委員長の吉田眞治氏が「2022中部パックは、『食×包×技術』〜出会いの先に豊かな未来〜がテーマ。包装機械メーカー・食品加工機械メーカーは、消費者が安心して口にできる食品などを生み出すために努力し技術力を高め進化し続けることが使命だと考える。今後の課題は、高齢化、人口問題、コロナウイルスの影響を含めた環境問題などを踏まえたこれからの食における考え方を前に進めることだと思っている。ユーザーが将来の製品を生み出すヒントになり、よりよい協力者になり得る出品者の申し込みを受け付けている。初出品企業には、特典および優待を用意している。さらに出品者のビジネスチャンスに繋がる様々な企画も準備している」と挨拶した。
 その後、2022中部パック実行委員の村田博樹氏が開催概要と広報について説明した。

【開催概要】
▽目的=包装機械、食品機械、製パン製菓機械、物流機械、衛生・環境・検査機器、包装資材、食品材料など、原料から製造、包装、物流までを一貫して展示し、業界の発展とユーザーとの共存共栄の道を拓く
▽後援(申請中)=愛知県、名古屋市、名古屋商工会議所、日本貿易振興機構名古屋貿易情報センター
▽開催時間=10〜17時
▽会場=ポートメッセなごや(名古屋市港区金城ふ頭2-2)
▽展示規模=2号館/展示面積=6576m_、3号館/展示面積=1万3500m_
▽入場料=税込1,000円
▽併催行事=出品社によるプレゼンテーションセミナー、事務局主催による特別講演会

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