ITIが2022年度審査結果発表

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 最高峰のシェフとソムリエで構成するInternational Taste Institute(略称ITI/国際味覚審査機構)の審査団は6月1日、2022年度の審査会結果をベルギー・ブリュッセルで発表した。今年度は、世界各国の2350の食品・飲料品が優秀味覚賞に認定された。そのうち日本製品の受賞は239製品で約1割を占めている。

《プレステージ賞51製品(日本10製品)》
 通常の優秀味覚賞とともに、継続して高い味覚品質を認定された製品には連続受賞の証しとしてプレステージ賞が与えられる。2022年度の結果は以下の通り。
▽クリスタル味覚賞33製品(日本7製品)=3年間連続で3ツ星を獲得した製品が認定される。
▽ダイアモンド味覚賞18製品(日本3製品)=10年間で3ツ星を7回獲得した製品が認定される。

 審査委員長シェフのアラン・コクソン氏は次のように述べた。
 「ミシュランシェフ、仏国大統領・英国王室御用達のシェフ、シェフ協会会長など一流のシェフが一堂に集まり厳格に審査を行った。食に対して強い情熱を持って、日々世界により多くの美味しいものを届けているトップクラスのシェフ達とともにこのような素晴らしい審査会が開催できたことを大変嬉しく思う。世界各国から集ったシェフ・ソムリエは、豊富な知識や経験を活かして、審査会に出品された製品の味覚品質向上のために審査に徹底的に取り組んでいる。そして、当機構の理念である「世界により多くの美味しいものを」 届けることに貢献している」。
 2022年度は、健康・サステイナブル製品の出品が急増した。プラントベースミート、乳製品の代替品、グルテンフリーやビーガン製品などの出品が前年度より2桁も増加した。これらの製品にとって味覚はキーとなる。アメリカのイングレディオン社が今年発表した研究論文ではプラントベースミートを購入する53%の消費者が購入時に重視する点として「味覚」を一番に挙げている。

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