サフラン常磐平店 千葉県松戸市
月替わりでお薦め商品を決め買い易くしてリピーターを獲得 工場から客に話しかけられる店に

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店長の河内克利氏

店舗外観(右下に石窯の露出部分が見える)

広々とした店舗内

5月のお薦め商品は75cmのウィンナーが入った「超ロング」

定番人気商品の「金時」

人気第1位の「メキシカン」

 千葉県北部に5店舗を展開する「サフラン」は、石窯で焼くパンを中心に、パン種、小麦粉にこだわり、店長の個性を生かした独自の雰囲気を作り上げていることで人気を博している。
 今回は「毎日パンを買っていただいている、地元のお客様を大切に考えています」という、常盤平店を紹介する。

 常盤平店は、JR常磐線松戸駅で新京成に乗り換え約10分の常盤平駅から東へ約200mほどのところにあり、平成14年にオープンした店だ。
 広い敷地には、大きな店舗と駐車スペースがあり、パン屋というよりもファミリーレストランのような雰囲気で、ゆったりと買い物ができる。そして、店舗の入口右側にある石窯の煙突は、十分過ぎるほどの存在感を示している。
 店長は河内克利氏(34歳)で、「細かいことをきっちり行い、きれいな作業を心がけ、使ったものは元の場所に片付ける、というのが私の仕事における座右の銘です」と話す。
 売り場は『コの字型』になっていて、入り口から右側にハード系、デニッシュ、調理パンが並び、正面にはサンドイッチ、左奥がドリンク類、そしてレジカウンターとなっている。
 中央には、3台の平台があり、手前から人気商品の「金時」、揚げパンの類などが置かれている。
 石窯は、入り口に最も近い場所に据えられていて、入店すると直ぐ目に飛び込んでくる。
 石窯の良さについて、サフランのホームページでははこう説明されている。
 『石を熱することで輻射熱(遠赤外線)が発生する。石窯の内部は高温蒸気で満たされていて、素早くパン生地の中心部まで伝わるため、パンの水分が必要以上に蒸散しない。
 また、石に含まれる元素の殺菌効果で雑菌が発生しにくく、微量金属ミネラルが摂取できるなどの特徴もある。見た目も艶と明るい赤みのある焼き色になり、古代から思想的なパンの焼き方だと言われている』
 パンの種類と量は半端ではない。総アイテム数は150を超えており、迷いながらパンを選ぶ楽しみも提供している。
 店外には休憩ができる木製テーブルと椅子のセットが2台とベンチがあり、季節のよい晴れた日などは、買ったパンをそこで食べる客で賑わうそうだ。
 人気商品は、1位が『メキシカン』、2位『ビーフカレー(焼きカレー)』で、3位は『チョコ棒』。  「当店では、月替わりでひとつの商品にスポットを当て、通常の値段から1割程度安くして販売しています。食べてもらわないと商品の良さが伝わらないので、お求め易くして、食べてもらい、リピーターを増やすことが狙いです。
 5月の商品は『超ロング』で、75cmのウィンナーが入ったフランスパンです。
 今後は、天然酵母を使ったハード系で、季節を通して飽きのこない商品に力を入れたいと考えています。
 石窯で焼くパンは主に天然酵母を使い、すべてオーバーナイト製法で生地を作りますので、特に給水には神経を遣っています」
 河内店長は店の理想像について次のように語る。
 「とにかく活気ある店にすることです。単にパンを買いに来ていただくということではなく、お客さまから色々なご意見を伺い、逆に、工場からお客さまに話し掛けられるような店したいと思っています。
 ですから、従業員には『返事と挨拶は基本、しっかり声を出すように』と、うるさく言っています」
 店内では、次々と焼き上がってくるパンを「○○のパンが焼き上がりました」と元気良くアナウンスする販売員の声が非常に印象的で、『いつでも焼きたてのパンが買える店』として地域にしっかり定着しているようだ。
▽店舗面積=敷地約300坪、売場約100坪、厨房100坪、屋外休憩場所約30席、駐車場20台
▽従業員数=正社員5人、パート・アルバイト約40人(但し、シフト制で常時約15人)
▽来店者数=平日約800人、土・休日約1,000人
▽売上=平日約70万円、土・休日約110万円
▽商品構成(種)=食パン10、ハード系30、デニッシュ系25、菓子パン25、揚げ物15、調理パン20、サンドイッチ25

【石窯パン工房サフラン常盤平店】
千葉県松戸市常盤平3-9-3 TEL047-311-9931 営業時間7時〜20時 定休日木曜日

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第2位は「ビーフカレー」

第3位の「チョコ棒」

石窯(店内から)