 対面販売の什器に並ぶ菓子パン類
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 総菜パン類
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2002年12月に開店したア プッチ ヴー。昨年の12月で7年目に突入した。一橋学園駅から伸びる商店街に位置する立地。かつてオーナーシェフの岩田淳一氏の両親が営んでいた洋品店があった場所だ。
岩田氏は、元サラリーマン。脱サラし、大手チェーンベーカリーやリテイルベーカリーを経て、同店をオープンさせた。
「元々、物を作ることに興味があり、パンの世界へ進みました」と岩田氏。
日本パン技術研究所の製パン教育コースに通学したこともあるという。
「開店当初はよく売れたのですが、3カ月程経った時から急に売れなくなりました。お客様が飽きてしまったのでしょう。売れる商品は一定ではありませんでした。商品の数も少なかったですし、直ぐに新しい商品を投入しました」と岩田氏は振り返る。
当初は、イギリスパンの生地を使った商品が7割近くを占めていたが、現在では2割に減少。代わりにソフトな食感の商品を増やしている。現在も売り上げが鈍ったら、改良を繰り返しているとのこと。客層は主婦層、年齢は50代が中心。
商品には共通の特徴がある。製法は、基本的にストレート法を用い、モチモチとした食感が多い。クリームパンなどの菓子パン類も、歯切れ、サクみより弾力を重視している。
「お客様が当店に求めているのはこのような生地。イメージが定着しているみたいです。実は周辺にベーカリーがたくさんあるのですが、他店との差別化という意味でも、独自の構成にしたかったので…」。
売れ筋商品はハード系よりソフト系。カンパーニュはラインナップから消えた。そして、クロワッサン、デニッシュ類も余り出ず、ブリオッシュ類が人気を博す。
また無添加も拘っている。「私自身がアレルギーを持っているので、添加物で身体が反応してしまいます。添加物を除くと粉の風味も生きますし、何よりも、自分が触っても大丈夫な、安全なものを使いたかったのです」。
フィリングもほぼ自家製で、餡、ピザソース、カレーフィリング等、手間のかかったものが多い。
全体のアイテム数は惣菜約20種、菓子パン約30種、食事パン約10種ほどだ。手間暇はかかっているが、原価高となっても値段に転嫁はしていない。
岩田氏は「材料も何一つ変えていません。値段を上げて売り上げが落ちたら、利益が出ませんから、できるだけ我慢しようと思っています。実際、今のところ、売り上げは変わっていませんし…」と、経済悪化による余波は殆どないと話す。
「丸6年、店を続けて来れました。でも、まだこれからだと思っています」と将来に向けて、様々な取り組みを考えているようだ。
【ア プッチ ヴー】
▽住所=小平市学園東町1-9-18
▽TEL・FAX=042-344-4925
▽営業時間=10時〜19時
▽定休日=日曜日
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