 人気No.1のカレーパン
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 人気No.2のカットピザ
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 オープン初日に290本売れたバタール
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Mピーターパン(横手和彦社長)は10月18日、千葉県八千代市に大型郊外ベーカリー「小麦の丘 ピーターパン」をオープンした。
500坪の敷地以外に駐車場が3カ所。周囲は、住宅地で飲食店は見当たらない。オープン10日目の取材であったが、ランチタイムと重なり、店内はレジ待ち客で溢れ、オープンテラスには空席が見当たらず、店外の特設レジで対応するほどの集客。パンを買い求める以外に、地域の憩いの場、コミュニケーションの場として、早くも定着しているようだ。
この立地を選んだ理由を代表取締役社長の横手和彦氏は次のように語る。
「この場所に出店するつもりはなかったんです。銀行と業者から話を持ちかけられたのですが、一旦はお断りしました。この店の前の道路はつい最近、勝田台駅から次の村上駅に行く道としてできたくらいなのですから。しかし、地図を見て『あれっ』と思いました。
立地、道路、坪数など、一見の価値があると判断し、実際に現場を見て『これは見逃す訳にはいかない』と出店を決めました。色々な人に相談もしましたが、口を揃えて好立地だと評価してもらいました」
オープン初日は、3780人の来店客があり、約490万円の売上を記録したという。製造するパンは、アイテムを絞込み、店の内外合わせて6台のレジをフル稼働して、その接客に当った。
「パンの製造面では、例年の周年行事を経験している従業員を動員しましたので、準備から当日の作業まで万端でした」と店長の黒澤賢吾氏は語る。
同店のコンセプトは、スローフード(伝統的な食文化や食材を見直す食品)で、水車を置き、石臼で小麦を挽いて、その全粒粉を商品に入れること。
黒澤氏は、特に力を入れて売りたい商品について次のように述べる。
「常に揚げたてのカレーパンを提供しようと、フライヤーを他店舗より1台増やし、今のところ上手くいっています。それから、オープン前に調査を行ったところ、開店時間の7時から食パンやハード系のパンを買って、焼きたてのパンで朝食が食べたいという要望がありましたので、朝一番からそれらのパンが並べられるような工程を組んでいます。フランスパンの製法は、前日に仕込んで長時間発酵させています。どうしても、朝一番に出したかったので、他の既存店と製法を変えています。
また、石臼で挽く小麦の粒(ホクシン)も小麦粉(ハルヨコイ)も、北海道の前田農場で生産したものだけを使用しています。生産者が分かる何もブレンドしていない原材料を製粉会社を通さず、直接仕入れているのです」
商品アイテムは、現在絞り込んでいるため、約70種類だが、近い将来は、90種類に拡大するという。
売れ筋の商品は、カレーパン(136円税込)、カットピザ(189円同)、明太フランス(1本:273円、1/2本:137円同)がベスト3。バタール(241円同)も人気が高く、他の店舗に比べてもよく売れる。オープン初日には、今までにない290本が売れたという。その他、ハード系としては、ガーリックトースト、トリプルチーズフランス、レーズンちゃんなどがある。また、食パンは、天然酵母のハードトースト、ソフトピーター食パン、メーフルラウンドなど。
「バタールがよく売れるのは、他の店舗と明らかに違う点です。お客様の傾向として、ハード系のパンを好んで買っていただいていると感じています」と黒澤氏。
来店者数は、オープン後10日間の平均で、およそ1500人で、客単価は、約1,000円。客層は、圧倒的に女性が多く、新興住宅地のため、比較的小さい子供連れの主婦が高い割合を占めている。また、同店のパート・アルバイトの人達も、やはり近隣の主婦が多く、来店する客だけではなく、地域の雇用促進にも貢献しているようだ。
黒澤氏は来店客に対する心遣いを次のように語る。
「先ずは、既存店でできていたおもてなしをし、ピーターパンの良さをしっかりと出すことに集中しています。既存店の良さとは、暖かい気遣いやホスピタリティであり、当たり前のことですが、困っているお客様を見掛けたら手伝ってあげ、気持ちよくお買い物をしていただく空間作りです」
焼き上げたパンをすぐに提供するという点では、初めての試みとして、焼けたパンを天板のまま出せる、焼きたて仕上げ台を店内の2カ所に設けるなど、客目線での店舗設計も伺える。
今後の展望を黒澤氏は、「食事パンで食生活に影響を与える存在になりたいと思っています。そして、この店をコミニティとして使っていただき、人が集まってくれる憩いの場にしたいとも考えています。当店の商品を通して、お客様が楽しく時を過ごしてもらえば最高です」と語った。
東京メトロ東西線に直結する東葉高速線の村上駅前には、ItoYokadoがあるが、客の根本的な来店動機が異なることと、店舗両隣の空き地が宅地だということを合わせて考えると、しばらくは同店の独壇場となりそうだ。
▽商品アイテム数=ハード系10、惣菜系10、菓子パン系15、食パン15、その他(焼き菓子・ジャム等)20
▽敷地面積=総面積500坪、売場28坪、厨房55坪、従業員用30坪(2F)、駐車場4カ所延べ60台、オープンテラス席40席
▽従業員=正社員19名、パート・アルバイト45名
【小麦の丘 ピーターパン】
〒276-0029千葉県八千代市村上南4-18-1(東葉高速線東葉勝田台駅、京成本線勝田台駅下車北西へ7分)
▽営業時間=7時〜19時
▽休日=毎週木曜日
▽電話=047-481-3401
▽FAX=047-481-3402
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