 店長の山ノ井眞士氏
|
 ベイクショップ モンテカルロ コープ太田店外観
|
 ベイクショップ モンテカルロ コープ太田店店内
|
高知市内から車でおよそ25分、国道沿いに「ベーカリーカフェイワゴー」はある。国道側に揚げた大きな看板が目印だ。休日ともなると駐車場はマイカーの出入りで大混雑するほどの人気ぶりだ。
Mイワゴーは昭和23年創業。オーナーの岩郷雄介氏は大学卒業後、大手パンメーカーに入社、25年前、実家の同社を継いだ。10年前まで行っていた学校給食を撤退し、9年前、同敷地内に現店舗を建設。来年の6月には10年を迎える。
また、香川県高松市の「ベイクショップ モンテカルロ」本店とコープ太田店は元のオーナーから買い取り5年前から経営している。
「ベーカリーカフェイワゴー」は、敷地350坪に売場15坪、厨房45坪にカフェ(30坪・62席)を併設した大型店舗で駐車スペースは25台。客の9割が車かバイクでの来店だ。
同店のコンセプトは「目で見て楽しんで貰うことです」と岩郷氏。また、夫人の知子氏は「ハード系は余り売れません、殆ど毎日残ってしまいますが、2週間に1度だけですが買いにこられるお客様が居ますので、毎日作っています。お客様に喜んで頂きたいので、いつでも欲しい商品があるように心がけています」とその言葉通り、バラエティ豊にパンがディスプレイされている。
商品アイテムは90種以上で内、焼き菓子が10種、サンドイッチは35種。人気ナンバー1商品は、食パン生地と抹茶生地で大納言を巻き込み、ロールケーキのようなソフトな食感の「抹茶大納言」(420円・1/2=210円)。「カレーパン」(150円)は注文してから5分で揚げたてを提供。モッチとした湯種食パン「イワゴー山食」(1本520円)は、同店永遠の人気商品だ。
カフェではオーブンで焼き上がったばかりのパン、バラエティ豊かなサンドイッチ、コーヒーなどをその場で楽しめる。午前中がもっとも来客が多く、取材当日も平日だが、モーニングセットを楽しむ客で賑わっていた。パスタ、ピラフなどのランチセットも人気だ。セットメニューは従業員に自分が食べたいものを聞いて、考案しているそうだ。デザートのソフトクリームやスムージーなども人気でテイクアウトもできる。また、夜には地域の団体と共に「土佐から始まるMUSIC STEP イワゴーライブ」を開催する事もあり、今年の11月で5回目の開催となる。
来客数は、平日がベーカリー300人、カフェ150人、土日はベーカリーが500人、カフェが400人、客単価は750円(カフェ600円)、売上の2/3がベーカリー。
ベーカリー製造は正社員5人、フルパート1名、売り場とカフェは正社員1名、パート20人で、そのシフト管理は知子氏が全て行っている。店内のポップなども知子氏の手書きで、女性ならではの感性が伺える。
オーナーの岩郷氏と知子氏の人柄がスタッフや商品に浸透し、店全体に温かい空気が漂う。取材中も来客の度、気さくに挨拶する夫妻の表情は柔らかで、人柄が伺えた。
「『地域一番店』が目標」と言う岩郷氏は、地域とのふれあいを大切にし、そのニーズをしっかりと商品や店作りに反映させているようだ。
《主な設備》
オーブン:フジサワ(4枚、3段)、ウェルカー(4枚、3段)、ミキサー:関東混合機のたて、スパイラル、モルダー:リーバスロンドンなど
【ベーカリーカフェイワゴー】
▽高知県土佐市高岡町甲1973-1
▽電話088-852-1218
【ベーカリーカフェ モンテカルロ 本店】
同店ではスタンダードな商品から季節毎の新商品に至るまで常時100種類以上の焼きたてパンを提供。
人気ナンバー1はフィセル明太子270円、買い物前に注文すれば6分で焼きたてが買える。
小麦ふすまを使用した「クルミさつま」や「クリームチーズのレーズン&クランベリー」などは、林氏が「身体に良くて、しかも美味しいパンを作り、健康志向を育てていきたい」という想いから考案したオリジナル商品。
今後はシュトーレンが売れるように力を入れていきたいそうだ。
▽香川県高松市今里町2-23-10
▽電話・FAX=087-832-4786
【ベイクショップ モンテカルロ コープ太田店】
同店は本店から1kmほどのスーパー内に立地。無料のコーヒーを提供し、焼きたてのパンと共に併設のテラスで楽しむことが出来る。
本店との違いについて「スーパーの中なので、客単価が低いため、本店の商品は余り意識せず、プチパンや200円以下の商品を意識しています」と山ノ井氏。商品は季節毎に入れ替え、冬にはセイロを使用した小さめの豚まんを販売する予定だ。
▽香川県高松市伏石町2053-5
▽電話・FAX=087-867-5185
前へ戻る