富良野みるく工房 〈大阪市〉

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長江加織氏(左)と松瀬優一店長




 

店舗入り口ではキュートな牛のオブジェ(ベンチ)がお出迎え

テラス席にも牛のオブジェ(テーブル)

ベーコンエッグセット
 

富良野みるくプリン



ドゥーブル フロマージュ

 鳴門屋製パンM(長江伸治社長)は、みるくの魅力を日々の食卓に提案するブランド『富良野みるく工房』を新たにプロデュースし、11月22日大阪市天王寺区にオープンさせた。北海道富良野より直送で新鮮な富良野牛乳を取り寄せ、それを使った食パンやプリン、チーズケーキなどを販売するカフェ・スイーツ&ベーカリー。

 『鳴門屋製パン』の創業は1934(昭和9)年、その後、昭和24年大阪市生野区において、鳴門屋製パンMを設立し、各地に工場や店舗を構える「鳴門屋製パン」として多くの人々に親しまれるようになり、今年70周年を迎えた。直営の桃谷店、今里店、四天王寺店、八戸ノ里店、いろどり店及び本社売店を順次リニューアル。『ナルコッペ』などの新ブランドも展開し、関西一円に鳴門屋ブランドの商品を届けている。
 『富良野みるく工房』は、JR桃谷駅より徒歩10分。勝山通りを西へ勝山3北交差点の閑静な住宅地にある。店前にある牛のオブジェ(ベンチ)がひときわ目を引く。店内入り口には、ショーケースにプリン、チーズケーキ、富良野みるくなどが並ぶ。店内奥にはカウンター席が設けられ、イートインできるようになっている。更にテラス席も設置され、ここにも牛のオブジェを台にしたガラスのテーブルが置かれている。
 プレオープンの16〜18日の3日間は、近隣の人たちやインスタグラマーなど多くの人たちが行列をなし、人気の食パンは焼き上がるとすぐ完売、次の焼き上がりに合わせ来店する人たちも多く、プレオープンからすでに大人気だ。
 「新ブランドの展開は、以前から考えていた。食パン専門店という提案もあったが、いつまで続くか分からないし、今更とも思えた。そんな中で、北海道富良野で100年の歴史がある『藤井牧場』が営むカフェで富良野みるくに出会った。そこでは、新鮮な牛乳を使用したソフトクリームなどが販売されていた。そこに着目し、それを大阪でできないかと思った」と同社ゼネラルマネージャーの長江加織氏。
 北海道富良野の藤井牧場は明治の開拓期から115年続く老舗の酪農家。生乳の品質管理や飼育管理に徹底して取り組み「農場HACCP」を国内認証第1号として取得。生乳100%使用の「北海道富良野牛乳」は搾りたての生乳のような、くせのないさっぱりとした飲み口が特徴。
 その藤井牧場から牛乳を仕入れることが可能になり、『いつもの暮らしにみるくの優しさ』をコンセプトに、日常的に食パンを楽しんでもらえるよう、みるくの可能性と奥の深さを追求した。
 「自然な優しいみるくの甘さを表現するため、試行錯誤を重ねてきた。新鮮な牛乳やバター、小麦粉を使用し、職人が毎日手作りした、毎日食べても飽きのこないパンを作りたい。美味しさのこだわりは譲れない」と長江氏。

【商品説明】
 『富良野みるく食パン』:国産小麦 北海道 『美瑛のちから』を100%使用。富良野みるくを湯種に使用し、エゾヤマザクラの野生酵母で20時間じっくり低温熟成させ、もっちり・しっとり食感の優しい甘さに焼き上げている。
『ドゥーブル フロマージュ』:みるく感たっぷりの濃厚ベイクドチーズケーキと、ほど良く酸味ある上品なしっとりレアチーズ。口の中でとろける2層のマリアージュが楽しめる。
『牧場みるくのソフトクリーム』:富良野みるくを使ったリッチで濃厚な食べるみるく!クリームチーズのようなコクがあるのに後味がスッキリしている。
『Moooooとろける 富良野みるくプリン』:みるくの甘みとほろ苦いビターなカラメルソースをアクセントに、卵とみるくの味を最後までしっかり感じられる、とろっとクリーミーな美味しさ。
 イートインメニューは、みるくとソフトクリームが付いた『スイートポテトトーストセット』や『ベーコンエッグセット』のフードが4品と『ドゥーブル フロマージュセット』や『富良野みるくプリン』などのデザートが3品など。
 今後は、季節のメニューなども販売予定している。

【富良野みるく工房】
〒543-0042大阪市天王寺区烏ヶ辻2丁目12番11号
TEL06-6718-4546
▽定休日:火曜日
▽営業時間:8時30分〜18時(カフェ8時30分〜17時LO)
Instagram:@furano369

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