パンのカワバタ〈滋賀県東近江市〉
コンセプトは
ごはんのように毎日食べても飽きのこない美味しいパン

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パン製品
 

パンのカワバタ

TOMONIパン

irodoRi

 パンのカワバタ(川端宏明代表)は、「ごはんのように毎日食べても飽きのこない美味しいパン」をコンセプトに、パン生地には添加物は一切使用せず厳選された食材を独自の製法により、小麦本来の風味を大切にしたシンプルなのにくせになる味のパンを提供し続けている。

 現在、食パンと並んで人気の地元小脇町の古代米を使った「黒米ロマン」や「いのちのパン」という希少な紅こうじを使ったピンク色の食パンなどヘルシーなパンが人気。また、減塩クロワッサンは減塩が不可欠な人でも「長くおいしく食べ続けられるものを作りたい」という想いで作ったパン。
 会長の川端敏文氏は、新しいベーカリースタイル「オーダーメイドベーカリー」として順調に歩んだ経緯を次のように語った。
《オーダーメイドベーカリースタイル》
 大きな利点は、@注文分だけ作ればよい(注文は前日まで)A材料のロスがない(売れ残りが無いため[約40年間売れ残りゼロを継続])B店舗が不要で製パン作業場だけで製造が可能C立地条件に左右されない。設立資金も少なくて済む等。最大の特徴は、パンの美味しさにあり、リピーターを多く持つことができた。遠方へは配達(宅配含む)した。
 パンフレット(スタンダード品のみ)を作成し、注文してもらい、菓子パン等の小型パンは、5個を1単位とし、食パン等は1本を1単位とした。食パンは、味・形・大きさの違う12種類の中から選べるようにした。また、創業当初より長年に亘って食べてもらえるよう材料・配合・製法・焼き方は変更していない。販売は、口コミで順調に増えた。アイテムも約90%が創業当時と同じで、30年以上同じパン製品を毎週購入される顧客も多い。
《いのちのパン》
 身体に良いとされる健康パン「ルスブレッド」を食パンとともに主力と考え「いのちのパン」の商標とともに玄米粉(リブレ粉)で作る米パンを1985年に20アイテム完成させた。また、紅麹とリブレ粉をブレンドした「いのちのパン」を1991年より発売。さらに2007年には地元の黒米を使った「黒米ブレッド」を開発し販売を始めた。美味しさを重視して完成させたため好評を得た。黒米ブレッドは、黒米を炊いた粒米と粉にした黒米・小麦粉をブレンドした「黒米ロマン」がヒットし、現在も販売を続けている。
《減塩パン》
 ルスブレッドの中で、特に力を入れているパンが20年前から販売している「減塩パン」。このパンの利用者は、主に人工透析を受けている人や腎臓病、糖尿病、高血圧等で塩分を制限されている人。医療センター・調剤薬局と当社の3者がタイアップして「減塩パン」を提供した。退院後も調剤薬局で購入できることから、好評を得ている。塩分制限者は、国内で300〜400万人存在するとされており、全国にこのような取り組みが広がると美味しく安全な食事が楽しめると考えている。
 同社のパン製品(一部)は次のとおり(価格表示き税・送料別)。
《食パン》
▽イギリスパン=小麦の風味を大切にしたリーンな食パン[1.5斤520円]
▽ゴールド・ブレーク・F=ミルク風味のソフトなパン[2.5斤800円]
▽黒米ロマン(NEW)=地元産の黒米を利用した食パン。もっちり感があり、栄養豊富で健康パンとして最適[1.5斤750円]
《いのちのパン》
▽紅こうじ入り食パン=紅麹と玄米が入った健康パン[2斤1,000円]
▽ライスブロート=リブレ粉を40%配合した米パン。ドイツパン風に作った[1個700円]
▽減塩クロワッサン=減塩食事パンとしてクロワッサンにした。1個あたりの塩分量は0.16g[3個240円]
《和風パン》
▽クリームパン=グローブ型をしたカスタードクリーム入り[5個650円]
▽栗メロンパン=粒栗あんを入れたメロンパン。クッキー生地とよく合う[5個720円]
《菓子パン》
▽アルセスト=フランスの高級菓子パン。フィリングは自家製チョコクリームでバターソボロをトッピングした[5個750円]
▽りんごッ子=りんごのスライスとケーキ生地、クリームをトッピングした。りんごの形がかわいい[5個780円]

【パンのカワバタ】
〒527-0086滋賀県東近江市上平木町2030-59
電話0120-41-8035/FAX0748-23-5772
▽営業時間=9〜17時
▽定休日=土・日・祝
▽駐車場=2台


〈びわこジャズ東近江〉
パンフェスティバル2023

 びわこジャズ東近江実行委員会は4月29・30日の2日間、八日市商工会議所協力の下、東近江市役所から近江鉄道八日市駅前周辺で「びわこジャズ東近江」を開催した。
 同イベントは、滋賀県東近江市で毎年春に開催されているストリート音楽イベントで、地域とともに地域の良さを活かし、東近江を素敵な音楽でいっぱいの楽しく住みよい街にしていきたいという理念が込められている。
 同イベントの開催に合わせ29日には、本町商店街アーケードで「パンフェスティバル2023」が開催され「パンのカワバタ」も出店し、多くのパン好きで賑わった。
 出店ベーカリーは次のとおり。
▽TOMONIパン:麹と飯で作る酒種パン。すべて手ごね。
▽irodoRi:自家製酵母と国産小麦のこだわりパン。
▽農事組合法人万葉の里ぬかづか:地元産のコシヒカリで作った米パン。
▽パンのカワバタ:登録商標いのちのパン。39年間売れ残り無し。注文販売の店。
▽BrotCafe:無添加のやさしいパン。
▽社会福祉法人湯屋の里:ひとつひとつ心を込めて作った手作りパン。
▽ワイルドキッチン石窯パン工房:石窯で焼く自家製酵母パン。素朴でずっしり。

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万葉の里ぬかづか

BrotCafe

ワイルドキッチン石窯パン工房