第55回日本製パン野球大会記念大会
優勝はタカキベーカリーチーム

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開会宣言

大会会長挨拶

選手宣誓
 

試合前の挨拶(準決勝第一試合)

タカキベーカリーチーム

馬越康平投手(タカキ)
 

佐々木洲選手(タカキ)

山崎製パン大阪第二工場チーム

鈴江翔太選手(山崎大阪第二)
 

山崎製パン松戸工場チーム

菱井直人選手(山崎松戸)

山崎製パン武蔵野工場チーム

 一般社団法人日本パン工業会と月島食品工業Mは8月8日、カリフォルニアレーズン協会、日清製粉M、Mニップン、昭和産業M、日東富士製粉Mの後援、全国パン専門新聞協会協賛の下、名古屋市東区のバンテリンドームナゴヤで「第55回日本製パン野球大会記念大会」を開催した。

 同大会は、毎年開催される日本製パン野球大会で東西のそれぞれ上位2チームにより日本一を決める5年に一度の記念大会。今回は、東部大会の山崎製パン武蔵野工場チーム、山崎製パン松戸工場チーム、西部大会のタカキベーカリーチーム、山崎製パン大阪第二工場チームが出場した。
 開会式では、選手入場の後、運営委員長で月島食品工業M取締役営業本部長の鈴木竜一氏が開会宣言をした。山崎製パン武蔵野工場チームによる優勝旗返還に続き、大会会長代理で一般社団法人日本パン工業会専務理事の阿部勲氏が飯島延浩会長のメッセージを次のように代読した。
 製パン野球大会は、新型コロナウイルス感染症の位置付けが変わり、規制が緩和され4年ぶりに開催することができた。また、第55回記念大会も本日開催することができた。今まで当たり前のこととしてできていた大会が長期間開催できず、寂しく、残念な想いをされていたと思う。東西の大会ができる、みんなと交流できるという喜びを噛み締めながら、先ずは楽しんでプレーしていただきたい。勝負にこだわり、日頃鍛錬した力と技術を競い合って、決勝の大会にふさわしく、さらに奮闘し力を尽くしてほしい。ただ、皆さんは本業でも貴重な戦力であるため、怪我には十分注意してほしい。
 その後、審判長の挨拶に続き、山崎製パン武蔵野工場チーム主将の石戸谷健太氏が選手宣誓を行い終了。日本パン工業会副会長の安田智彦氏の始球式で準決勝第一試合が始まった。
 試合の結果は次のとおり。
準決勝第一試合/山崎製パン松戸工場対タカキベーカリー:0対7
準決勝第二試合/山崎製パン大阪第二工場対山崎製パン武蔵野工場:4対1
決勝戦/山崎製パン大阪第二工場対タカキベーカリー:1対5
▽優勝=タカキベーカリーチーム
▽準優勝=山崎製パン大阪第二工場チーム
▽第三位=山崎製パン松戸工場チーム、山崎製パン武蔵野工場チーム
【個人賞(敬称略)】
▽最高殊勲選手賞=尾久葉研徳(タカキベーカリー)
▽殊勲選手賞=馬越康平(タカキベーカリー)
▽敢闘賞=金和修平(山崎製パン大阪第二工場)、上平集(山崎製パン松戸工場)、菱田新(山崎製パン武蔵野工場)
▽首位打者賞=坂田勝俊(タカキベーカリー)[4打数2安打打率5割]
▽長打者賞=新田和樹(タカキベーカリー)[3塁打×2]
 閉会式では、鈴木運営委員長が成績を発表した後、表彰式に移り、優勝チームに安田副会長より賞状・優勝旗・優勝杯・メダル・副賞が、後援の製粉4社を代表して日清製粉M営業本部部長の工藤靖之氏より製粉4社賞が、全国パン専門新聞協会会長の高家より全国パン専門新聞協会賞がそれぞれ授与され、準優勝チームには賞状・準優勝杯・メダル・副賞、第三位チームには賞状・第三位杯・メダル・副賞が贈られた。最高殊勲選手賞には月島食品工業M代表取締役社長の菅野清幸氏よりトロフィー・副賞が、カリフォルニアレーズン協会より野球解説者古田敦也氏サイン入りバット、各個人賞受賞者にはトロフィー・副賞がそれぞれ授与された。
 その後、安田副会長が次のように挨拶した。
 日本製パン野球大会は4年ぶり、記念大会は8年ぶりの開催となったが、無事に準決勝・決勝戦を行うことができ喜ばしく思う。優勝したタカキベーカリーチームは、選手が一丸となった姿は日頃の鍛錬の賜物であり、心より栄誉を称える。準優勝の山崎製パン大阪第二工場チームは、今後さらに練習に励んでいただきたい。決勝戦に進めなかった二チームは、それぞれ奮闘された。
 コロナ発生後、製パン野球大会は毎年開催できるかどうか関係者で悩ましい想いをしてきたが、ようやく再び開催に至った。今後も製パン野球大会を継続して開催したいと思っている。
 続いて、主催者を代表して月島食品工業Mの菅野社長が「第55回日本製パン野球大会記念大会は、32チームの参加によって行われた。その頂点に立ったタカキベーカリーチームの皆さんおめでとう。走攻守の三拍子が揃い試合巧者ぶりを遺憾無く発揮した。準優勝の山崎製パン大阪第二工場チームの皆さん、闘志溢れる戦いぶりを見せてもらった。第三位の山崎製パン松戸工場チーム、山崎製パン武蔵野工場チームの皆さんの健闘を称える。4月18日の東部大会を皮切りに延べ7日間、晴天に恵まれ、怪我人もなく無事に終了することができた。今後も仕事と野球に打ち込んで、パン業界発展のために頑張っていただきたい」、後援の製粉4社を代表して日清製粉Mの工藤氏が「製パン野球大会は、製パン業界の親睦と発展を目的に始められたと聞いている。グランドでの素晴らしいプレー、ベンチからの励ましの声、スタンドからの応援、これらを見て製パン業界の結束が深まったと確信した」とそれぞれ挨拶した。
 最後に鈴木運営委員長が閉会宣言をして全日程を終了した。

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内海拓郎投手(山崎武蔵野)

決勝戦ホーム上でのクロスプレイ